合宿免許で一発合格するには

合宿免許は、教習所の近くの宿泊施設に泊まり集中して教習を受けることで、教習所に通うよりも短い期間で免許を取得することが可能です。せっかくなら、すべての試験に一発合格し、合宿免許を最短で卒業したいですよね。

そのためにはどうすればいいのか、どのようなことに気を付ければ良いのか、合宿免許で一発合格するためのポイントを紹介します。

合宿免許の流れ

合宿免許は、第一段階と第二段階に分かれています。入校して適性検査が済むと、さっそく第一段階の学科教習と技能教習が始まります。第一段階では、車を運転するための基本的な知識や技術を学びます。第一段階の技能教習は教習所内のコースのみで行われます。

技能教習の最後に第一段階で学んだことがきちんとできているか確認する「みきわめ」に合格すると、終了検定を受けることになります。終了検定と仮免学科試験に合格すると、仮免を取得することができ、第二段階に進みます。

第二段階では、路上教習が始まり、より実践的な技術を学びます。さらに教習所内のコースで行う方向変換と縦列駐車の教習も始まります。第二段階の最後にも「みきわめ」が行われ、これに合格すると卒業検定を受けることができます。

学科の本試験は、合宿免許を卒業して地元に帰ってから、免許センターで受験します。合宿免許を最短で卒業するためには、終了検定、仮免学科試験、卒業検定の3つの試験に一発合格しなければなりません。

合宿免許で一発合格する難易度

合宿免許で一発合格することは、教習所にもよりますが、決して難しいことではありません。実際に試験を受けたほとんどの人が合格します。しかし、すべての試験に一発合格し、最短で卒業するためには、それなりの努力が必要です。

何もわからない状態からたったの2週間で車を運転できるようになろうとするのですから、1日で学ばなければならない量は多くなります。しかし、合宿免許にはたくさんの誘惑もあります。合宿免許を行っている教習所は近くに観光地がある場合も多く、休みの日には知らない土地を観光する楽しみがあります。

また、2週間以上一緒に過ごすので、新しい友人もできやすいです。観光や友人作りは合宿免許のメリットでもあるので適度に楽しむのは良いことですが、教習が疎かになってしまっては意味がありません。

様々な誘惑に打ち勝ち、集中して勉強することが一発合格への近道です。ATなら最短約2週間で卒業できますが、試験に落ちると、その期間はどんどん長くなります。試験が行われる曜日が決まっている教習所が多いため、1度試験に落ちただけで何日も延長してしまうこともあります。

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学科試験に合格するためのポイント

学科試験に一発合格するためには、学科教習の先生の話をよく聞くことと、毎日の自主学習が重要です。学科試験の内容は標識や交通ルールなど暗記することが多く、短期間ですべて覚えるのは大変です。しかし、いずれ路上で運転するときにはすべて必要な内容ですが、学科教習の授業の中では先生が試験に出やすい問題や間違いやすいポイントを教えてくれます。

そこを重点的に勉強することで、合格しやすくなります。先生の話をよく聞き、大切なところは教科書にマークしたり、ノートをとったりするのがおすすめです。毎日の自主学習では、その日の学科教習の復習に加え、教習所で配られる問題集を繰り返し解きましょう。

学科試験では、この問題集と同じような問題が出るので、やればやるほど点数につながります。たまに難しい問題もありますが、学科試験では100点満点中90点以上で合格なので、数問なら間違えてしまっても合格はできます。

学科試験当日は焦らず、問題文をじっくり読んで、引っかけに引っかからないように気を付けてくださいね。

終了検定に合格するためのポイント

終了検定は、教習所内のコースのみで行われます。内容は「みきわめ」とほとんど同じなので、「みきわめ」のときと同じように落ち着いて運転できれば合格します。検定では、後部座席に他の受験者が座ります。採点方法は減点方式であり、最初の持ち点は100点、検定終了時に70点以上あれば合格です。

路上に出ても安全に運転できるかどうかをチェックされ、何かあればその都度減点されます。しかし、信号無視や一時不停止、反対車線への飛び出しなど、一発不合格になる項目もあるので注意が必要です。特に一時停止は、一瞬止まっただけでは一時不停止ととらえられるので、しっかりと停止し左右確認を行いましょう。

クランクやS字、坂道発進、踏切などでは落ち着いて手順を一つ一つ確認しながら運転し、減点されるのを防ぎます。

人それぞれ苦手なポイントがあるはずなので、技能教習では積極的に先生にアドバイスをもらうことをおすすめします。不安なことやわからないことは技能教習中に解決しておくことで、安心して検定の日を迎えることができます。

不合格になるのは、緊張や焦りによりいつもできていたことができなかった場合がほとんどです。

卒業検定に合格するためのポイント

卒業検定は、路上と教習所内のコースの両方で行われます。採点方法などは終了検定と同じです。路上での運転は、教習所内のコースでの運転に比べ危険なことが格段に増えます。後続車が気になってしまうこともありますが、仮免の練習中であることは周りの車もわかって行動してくれるので、あまり気にせずに運転して大丈夫です。

車道を走る自転車や、路上駐車の車、道路への歩行者の飛び出しなどには特に注意が必要になります。常に危険を予測した運転をしなければなりません。運悪く、卒業検定中に目の前を自転車が走っていたり、路上駐車が多かったりすることもあります。

そのようなときの対処方法を、技能教習中に学んでおきましょう。黄色信号に焦ってスピードを速めたり、標識を見落としたりすることがないよう、落ち着いて安全運転を心がけることが大切です。終了検定のときと同様、信号無視や一時不停止など特に危険な場合には、一発不合格となり、その時点で検定終了です。

教習所内のコースでは、方向変換または縦列駐車を行います。どちらになるかは当日までわからないので、どちらも完璧にできるように練習しておきましょう。どのタイミングでハンドルを切るかなどのポイントを技能教習中に先生が教えてくれます。

卒業検定に合格すれば、無事に合宿免許卒業です。